- 大幣
- おおぬさ【大幣】(1)大祓(オオハラエ)に用いる大串に付けた幣。 祓の後, 参列の人々がこの幣を引き寄せて自身のけがれを移し, 川に流した。 大勢の人々が争って引き寄せることから「引く」の序として歌に詠まれる。
「~の引く手あまたになりぬれば/古今(恋四)」
(2)〔(1)の古今集の歌から〕多くの人に気を引かれるたとえ。「我をのみ思ふと言はばあるべきをいでや心は~にして/古今(雑体)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.
「~の引く手あまたになりぬれば/古今(恋四)」
「我をのみ思ふと言はばあるべきをいでや心は~にして/古今(雑体)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.